自由が丘ブラン
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弁当売り場論の一覧

2010/01/05

空港の免税店のような弁当売り場の誕生

空港の免税店のような弁当売り場?

空港の免税店
楽しいですね!
一流ブランドの商品が所狭しと並んでいますね。

その弁当売り場版あると楽しいですね。

駅弁売り場と違った、もっとセンスがある売り場。
コンビニとは違った、はっと驚き、心なごむ弁当売り場が勤務先にあると楽しいかなって。

部分的な感じでは、今までやっていただいた。
今回は点では、面の展開。

その売り場には、一風変わったものから、老舗レストランブランドの商品が所狭しと並んでいます。先日開店しました。

今まで、
都心部立地のスーパーでチャンスをいただいたのに、結果を十分出しきれず、再開発で閉店しまった事。
ショッピングセンター内の百貨店の売り場の展開を任せていただき、平均的な実績しか出せない不甲斐ない自分。
病院内売店の売り場の売り場改造を任せていただき、確実な効果を出せ、自信がついたこと。
力足らずの自分を、皆様が支えていただき感謝してます。

今回は、集大成です。

現状に満足せず、次の戦場に赴きます。


2009/12/29

大歓声はうれしいものです

本日も、高級住宅街の中にある、病院売店で、売り場の立ち会いです。

弁当屋さんが、間違えなく納品出来るように、ガイドの役回りです。
バスガイドみたいに、旗は、持ちません。

通常、準備が終わったら、ランチ時間帯は、現場にはいません。
仕掛け人である黒子がいつまでも現場にいても、邪魔ですから。
今回は、準備が遅れてしまい、昼休み時間帯に、品物を出してみると、

病院で働いている方々から
「○○の弁当があるよ!!」。←○○はレストランブランドです。
弁当売り場を指さして「充実しているなあ!!」

異口同音に、歓声が巻き起こりました。

うれしいの一言です。

職場の弁当を楽しく出来たと思います。


2009/12/28

コンビニにあるような弁当はいらないよ

最近、事業所内でお弁当を販売をするお店から、よく聞く言葉は、

「コンビニにあるような弁当はいらないよ」
毎日のように、聞きます。

「コンビニのあるような弁当、価格安い弁当系の業者や近くの食堂の弁当はあるけどね」
「価格は、高くても構わないから、おいしいの頼むよ。」
「価格が安いから、ある程度は仕方ないけど。お客さんに怒られたよ。」

なかなか見つけにくいらしいです。

理由があります。
競争力のある商品は、営業はしてません。

黙っていても、いい話は来ているようです。
また、名店ブランドの会社さんは、ブランドの低下のリスクを嫌います。
そういう事もあり、積極的に営業売り込みしません。

競争力のある商品は、そういう事もあり、あまりお店に並ばなくなります。

お店に並ぶ弁当は、粗利や少ないロットから納品できるといった、仕入れ条件のいい物が並びやすくなります。
また、営業の強固な弁当メーカーの商品が並びやすくなります。

おいしさという基準で選ばれる事は、少なくなります。

私は、頑張って、おいしく楽しいお弁当を作る匠に、売り場でチャレンジして欲しいのです。

事業所内の弁当売り場も、コンビニのような弁当をやっても、差別化にならないと考えるようになってます。

ランチが楽しくなる弁当浸透しています。


2009/12/28

3000店舗見ています。

今まで延べ3000店舗の弁当売り場を見学しています。
見学というか、偵察ですか。
同じお店を、時間帯を変えて、長期間定点観測します。
ターゲットは、カリスマ店舗やライバル店、見込み店、納品している店舗などです。
だんだん、売れ筋、客層が見えてきます。
足で稼いでいます。


2009/12/12

生ネタ使用のすしの可能性

南青山の弁当売り場仕掛け人のブログ
握り寿司「鼓」690円(税込み小売)

オフィースビルの売店やコンビニに、生ネタ使用のお寿司を提案してます。


コンビニでは、寿司といっても、いなりやばってら、納豆巻ぐらいで、生ネタのすしはありません。


だから、


コンビニと差別化ができると考えています。

とにかく、同じ土俵で戦っても、勝ち目はないのです。


違った切り口で、お客様に訴えるしかないと思います。

それは、


コンビニにはない、鮮度を売りにすること。

だと思います。


2009/12/06

働く場所の売店はおいしい事業ではない?

コンビニが台頭するまでは、事業所内の売店は、とても儲かる事業でした。

皆様の働く会社の中にある売店、病院内売店などです。

今でも、場所の優位は、ありますが、昔ほどではないようです。

それは、

通勤途中に、コンビニがあること。

お客様自身が作るから。

魅力的なカフェが増えたから

電車の中で食べる行為の横行

そのような外部のマイナス要因があるので、昔ほどではないようです。

いままで、はっきり言って、何もしなくても売れる状態から、何かをすれば劇的に変わる状態だと、思えるのです。

立地の優位を最大限に生かす。

コンビニとは違う何かを提供することです。

限定的なマーケットだから,早く伝わる。

新鮮さであったり、いろいろありますね。

結構、全国一律の品揃えだから、結構、総花的な商品しかないのです。

企業側も、福利厚生の一環ですので、価格安い、だけではないと思うのですが。


2009/12/04

激安弁当が、小売店にとって、万能な武器ではない。

昨日に、引き続き、250円から398円弁当のお話です。

よく、弁当の小売店に、ブランさん「398円弁当ないの」と聞かれます。

お店の方に理由を伺うと、「売れているみたいだし。やりたいんだけど」

と回答をいただきます。

安い弁当は、売りやすいので魅了的ですが、

それは、始めは、お客様の支持をいただきますが、だんだんお客様も慣れてしまうのです。


「競合他社がやっているんだけど、コンビニの価格に対抗しないと」


大量仕入れのコンビニには,勝てません。

内容勝負でどうですか?

とお話してます。


内容重視を愚直なまでにやれば、ご存知のように、安定的で良好なお客様を獲得できたはずです。


コンビニと同じ土俵で戦っても、結果は出せません。


お客様は、無駄なものを、買わなくなっただけですから



詳しくは、こちら

http://press.onbiz.yahoo.co.jp/company/ShowCompany/id/C0027367


2009/12/03

お弁当売り場の現実

私のお仕事は、主にオフィースビルや事業所などに、お弁当、サンドイッチ、おにぎりなどを提案する仕事です。

一言で言うと、お弁当の仕入れ人です。

同じ弁当屋さんの商品だと、お客様も飽きてしまうので、客層にあわせた売り場をコーデイネーターなのです。

この仕事は、誰もやってないみたいです。

お弁当を普通に買っているお客様は、全然見えない、裏方です。

売り場の方と相談して、お客様をどう喜ばすか、品揃えを考える。

不毛地帯的に言えば、作戦参謀です。

最近、

250円弁当の台頭により、弁当の業界は変わってます。

今まで、結構、楽だったと思います。

立地がよければ、そこそこ売れていました。

しかし、ライバルが増えたこと

それは、コンビニやお客様自身で作ること、魅力的な外食。

だから、お客様のランチタイムを楽しくするために、どうすればいいか、お店の方と考える。

安いだけの弁当は、確かにお財布は楽しいかもしれない。

それだけが、価値基準ではないわけだし



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